イタリア料理店の施工事例

ジェイ・ステーションが、都心一等地のビルの建て替えに伴い、入居していた飲食店が仮設店舗へ一時移転し、ビル完成後に再入居した事例をご紹介します。その立地で古くから営業していた趣をそのまま営業スタイルや内装デザインに踏襲させたプランです。

店名 シシリア
業種 イタリア料理
規模 約85m2(約25坪)
所在地 東京都港区六本木
1階から地下への直通階段は、洞窟に入り込むような薄暗い雰囲気。中国産の窯を解体し不揃いのタイルで仕上げました。
赤白チェックのテーブルクロスは40年以上前の創業時から変わりません。夜は照明の照度を下げることで、レンガ壁に囲まれた客席がまるでイタリアの小さなレストランのように演出できます。
ゲート上の壁は、ホールスタッフからの見通しを良くして、お客様のオーダーにすぐに応えられるように配慮しています。

オーナー様からのご依頼

この地で戦後すぐに開業した老舗のイタリア料理店の二代目の女性オーナー・堀井様。六本木交差点で長く営業しており、老若男女を問わず多くのファンがいます。新装するからといって斬新なデザインにするのではなく、昔ながらの姿を再現してほしいというご要望を承りました。

ジェイ・ステーションのご提案・施工内容

当社は、このビルを施工した建設会社よりご紹介いただき、シシリア様の設計・施工を担当させていただきました。まずは、ビルの解体時に元のお店を閉店し、近所に仮店舗として移転させました。ビル工事期間中の約2年間は、この仮設店舗で営業しながら、新しいビルに再入居するお店の設計の打ち合わせを重ねました。

仮設店舗も新装した店舗も、厨房レイアウトには元の店舗とほぼ同じ作業動線を維持。ビル工事の進捗状況に合わせて、ビル側との調整も定期的に行い、店舗視点でのビル造りをお願いしました。都心繁華街の立地であるため、内装工事にあたっての資材の搬入や安全管理が難しいところでしたが、元請けの建設会社のご協力を得て問題なく工事を終えることができました。

開業後の経営?オーナー様の声?

イメージに近い形で実現しました!長い期間をかけて設計上の打ち合わせをしましたが、実際に営業を始めると多少問題は起きてしまいました。打ち合わせ段階や工事段階で解決できたこともあったのではないかと思います。でも、問題が起きたときの対応が早くて助かります。

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